【レビュー】Steam Deckを元プロゲーマーが1か月使ってみた感想

デバイス

Giepieです。
Steamで大量にゲームを買ったものの積みゲーとなり罪悪感がある方、多いと思います。
私もずっと積みゲーに悩んでまして、Steam Deckならば隙間時間や移動時間にもSteamゲームが出来る!しかもPC版とセーブデータはクラウドで同期可能! と考え購入してみました。

この記事では元プロゲーマーが1カ月使った上での細かい良かった点、悪い点についてレビューします。
なお、基本的なスペック等は他の方が多くまとめているため、本記事では使った感想についてフォーカスします。

Contents

良かった点

PCと手軽にセーブデータ共有・スリープでゲーム一時停止可能

これが私のSteam Deck購入した最大のメリットです。
出先ではSteam Deckでゲームを進め、自宅ではセーブデータを同期し続きからPCで始めることが出来ます。
また、Steam Deckのスリープで一時停止できる機能が本当に便利です!
普通のPCでは出来ないことなので、ちょっとずつSteam Deckでゲームを進める感覚には満足しています。

作りがしっかりしている

本体の作りがかなりしっかりしていて、見た目に安っぽさはないです。ボタン・スティックの押し心地と反応も上々で、PCゲーマーならば特に不満を持たないかなと思います。
本体に同梱されているケースもいい感じです。

疲れすぎない重さ

座って使うのにギリギリ許容できる重さです。これ以上重いと厳しいですね。
なお、ベッドで仰向けに寝転んで顔の上でプレイするのは相当な筋力が要求されるため難しそうです。

画質など

720pのため、Switchなどに比べるとすこし粗はありますが、意外と綺麗に見えます。
携帯機では以外と720pでも大丈夫のようです。

正規交換部品が入手可能

保障が切れた後も、正規品の交換部品が入手できます。
なので、最悪スティックが壊れても交換すればいいやと思えるので少し気は楽です。

良くない点

バッテリー持ちは少し不安

通常設定だと2時間程度でバッテリーが切れてしまうので、少しバッテリー持ちには注意が必要です。
フレームレート・リフレッシュレートを30Hzや40Hzに設定すると長持ちするらしいですが、
私の端末だと30Hz・40Hzにするとプレイに支障が出る入力遅延がなぜか生じてしまいました。
解決する方法を探してはいますが、ゲームによっては60Hz以下に対応していない場合があり、どうしようもない場合があるようです。

スティック操作に少し違和感

これはSteam Deckの本体が巨大すぎるせいでもあるのですが、スティック操作が少し違和感があります。
同形状のSwitchはスティックが小さく、本体が大きくても軽く動かすことが出来ますが、
Steam Deckはスティックが大きいので、意外とキャラコンに苦労します。
これは実物を触ってみないと分からないと思います。
別でコントローラを接続することも出来るので、自宅でのプレイではそこまで気にしなくていいかもです。

720pでゲーム画面をTVに出力しても。。

リビングや出張先のテレビの大画面にSteamdeckから出力してゲームしたい!
という使い方もしたく購入したのですが、基本Steam Deckからの出力は720pのみです。
これが意外と粗が目立ち、別にSteam Deckの画面でええやん。となるだけです・・・
純正Dockだと1080pでも出力できるっぽいですが、
元のSteam Deckですら720pで重い場面は多々あるので、正直快適にはできなさそうですね。

その他:電車内で使えるか?

電車内で使ってみた結果

電車内で使えるのか気になっている方が多いと思います。
まず、音に関してはSteam Deckの排気音はほぼ無いようで、電車内でしたら問題ありません。
物理的なサイズについて、私が試してみたところは以下の感じでした。

  • 立っての使用:難しい
  • 座っての使用(クロスシートタイプ):可能だが隣の人の邪魔にならないよう多少の角度の調整は必要
  • 座っての使用 (ロングシートタイプ) : クロスシートタイプよりも横の人との距離が近くなるため、難しい。あとめちゃめちゃ見られる。

まとめ

買ってからTV出力には不満があるなど、一部残念だった部分はありますが、
メインのPCゲーの携帯機としての使用は全く問題なく使用できます。
一方、あくまでサブ・携帯機としての使用が限界で、これでPCゲーデビュー!というのは難しい印象です。
ゲーミングPCはあるけれど隙間時間に気軽にSteamゲームをやりたい、という方はぜひ購入してみて下さい!

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