今回はアーゴットとレネクトンの対面について、2026年シーズンの最新環境を踏まえたガイドをお届けします!
この対面は、序盤のレネクトンが猛烈なプレッシャーをかける一方、アーゴットはレベル9以降に爆発的なパワースパイクを迎えるという、時間帯によって有利不利が劇的に変化する非常にタクティカルなマッチアップです。プレイヤーの操作精度(ミクロ)とゲーム理解度(マクロ)の両方が試されます。この記事では、統計データに基づいた客観的な分析から、具体的なルーン・ビルド・立ち回り、そして特殊なテクニックまで、あなたがこの対面を有利に進めるためのすべてを網羅しています。ぜひ最後までご覧ください!
重要Point
①Lv3~8までは戦わない。Lv9以降・黒斧が出来たタイミングで攻める。
②ブランブルベスト・プレートスチールキャップ・イグナイト・ボーンアーマー・気迫で対策
③レネクトンの入りにアーゴットのEを合わせる。
1. アーゴット vs レネクトン:マッチアップの現状と基本情報
まずは、この対面が現在のトップレーンでどのような位置づけにあるのか、統計データを見ていきましょう。
現在の勝率と統計的背景
エメラルド以上のランク帯(上位プレイヤー層)における最新データによると、アーゴットはこの対面において50.2%~51.5%の勝率を記録しており、全体としてはアーゴット側が微有利~有利な状況にあることが示されています。
しかし、この最終的な勝率の裏には、序盤の極端な劣勢と、中盤以降の圧倒的なスケール能力という、アーゴットの二面性が隠されています。
以下の表は、試合開始から15分時点での両チャンピオンのリソース(ゴールドや経験値)とゲーム全体のパフォーマンス指標を示したものです。
| 評価指標 | アーゴットの平均値 | レネクトンの平均値 | アーゴット視点の差異 |
|---|---|---|---|
| 全体勝率 | 50.2% 〜 51.5% | 48.5% 〜 49.8% | +0.4% 〜 +3.0% |
| 平均ゴールド差 (GD@15) | -266 G | +266 G | -266 G |
| 平均経験値差 (XPD@15) | -351.6 XP | +351.6 XP | -351.6 XP |
| 平均CS差 (CSD@15) | 7.4 CS/M | 7.6 CS/M | -7.4 CS |
| 平均ソロキル獲得数 | 2.0 回 | 2.3 回 | -0.3 回 |
| 分間平均ダメージ (DPM) | 877.3 | 693.3 | +184.0 |
| 建造物への総ダメージ | 18,916 | 18,893 | +23 |
| キル関与率 (KP) | 37% | 35% | +2% |
データが示す通り、試合開始から15分時点でのレーニングフェーズ(序盤のレーン戦)においては、レネクトンがゴールド、経験値、CS(ミニオンのラストヒット数)のすべてで明確なリードを奪っています。経験値差「-351.6 XP」は、およそ1.5~2ウェーブ分の経験値損失を意味し、これはアーゴットがレネクトンの高いプレッシャーや短時間での撃ち合い(ショートトレード)によってタワー下に押し込まれ、CSや経験値を放棄せざるを得ない時間帯があることを示唆しています。
一方で、アーゴットの分間平均ダメージ(DPM)がレネクトンを大きく上回っている点、そして全体勝率が50%を超えている点は、アーゴットが序盤の苦境を乗り越え、レベル9以降のパワースパイクに到達した場合、集団戦や試合後半において圧倒的な火力と影響力を持っていることを裏付けています。
有利/不利の度合い(5段階評価)
このマッチアップの有利不利は、時間帯によって劇的に変動するため、総合評価は以下のようになります。
総合評価:3 / 5(プレイヤースキルと時間帯に依存する互角)
- レベル3~レベル8(レーニングフェーズ序盤):レネクトン側「5 / 5」(圧倒的有利)
- レベル9以降(コアアイテム完成~):アーゴット側「5 / 5」(圧倒的有利)
このマッチアップを一言で表すなら、「序盤の猛烈なショートトレードを固有の防御技術と防具先行ビルドで凌ぎ、レベル9の変曲点を境に盤面を制圧する、忍耐とスケールのゲーム」と言えるでしょう。
2. このマッチアップ専用ルーン:レネクトン対策を最優先に!
推奨ルーン構成
以下のルーンセットが、対レネクトン戦で統計的にも実践的にも最も高いパフォーマンスを発揮します。
メイン(栄華)
- キーストーン:プレスアタック
理由:W「パージ」による素早い3回の攻撃でスタックを貯め、対象へのダメージを大幅に増加させます。レネクトンとの短い交戦時間で最大限の火力を叩き込むのに最適です。 - スロット1:生命吸収 または 凱旋
理由:「生命吸収」は、レネクトンのQ(回復効果)に対抗し、レーンでのサステイン(生存力)を確保します。「凱旋」は集団戦での生存力向上に貢献します。 - スロット2:レジェンド:血脈
- スロット3:背水の陣
サブ(不滅)
- スロット1:ボーンアーマー
理由:レネクトンの基本コンボ(強化Wによる多段ヒット)から受けるダメージを劇的に軽減します。これがないと、序盤のトレードで体力を大幅に失う危険があります。 - スロット2:超成長 または 気迫
理由:「超成長」は試合が長引くほど体力が増加し、スケール(成長)を助けます。「気迫」は、敵チームの行動妨害(CC:スタンやスロウなど)が多い場合に耐久力を上げてくれます。
シャード(攻撃/防御/体力)
- 攻撃(1段目):アダプティプフォース
理由:序盤の基礎ダメージを底上げします。 - 柔軟(2段目):アダプティプフォース
理由:アーゴットのパッシブ(エコーフレイム)のダメージ反映率を高めます。 - 防御(3段目):フラット体力
理由:序盤にデスしないために。
3. このマッチアップ専用サモナースペル:リスクとリターンの最大化!
2026年シーズンより導入された「ロールクエスト」システムにより、サモナースペルの選択肢は大きく変わりました。このシステムを理解することが、最適なスペル選択に繋がります。
推奨サモナースペル構成
トップレーナーは通常「フラッシュ」と「テレポート」を選択しますが、ロールクエスト完了で「テレポート」が無料付与されるため、新たな選択肢が生まれています。
- フラッシュ + イグナイト
対象プレイヤー層:アグレッシブなプレイを好む熟練者
採用理由とマクロ的意図:
序盤のキルポテンシャルを最大化し、レネクトンの回復能力を阻害します。ロールクエスト完了で得られる「テレポート」で、中盤以降のマクロ(マップ全体への影響力)の弱点を補えます。
統計上、この不利マッチアップを覆すための「特効薬」として注目されています。レネクトンのQによる回復やRによる体力増加は、アーゴットのR「デスグラインダー」の処刑ラインを狂わせますが、「イグナイト」の回復阻害効果はこれを低減します。 - フラッシュ + テレポート
対象プレイヤー層:安定志向、または敵ジャングルの圧力が高い場合
採用理由とマクロ的意図:
序盤のレーン復帰力を確保します。ロールクエスト完了後は、追加シールド付きのテレポートにより、強引なスプリットプッシュ(サイドレーンの単独プッシュ)と集団戦への合流が可能になります。
【重要】「イグナイト」を持つことで序盤のレーン戦を有利に進め、ロールクエスト完了後の「テレポート」で中盤以降のマップ展開をカバーするという、リスクを最小限に抑えつつリターンを最大化する戦術が可能です。ただし、自身の操作に不安がある場合や、敵ジャングラーのガンクが頻繁に予想される場合は、伝統的な「テレポート」選択が安定します。
4. このマッチアップ専用ビルド:防御と攻撃のバランスを重視!
レネクトンのような序盤特化型ファイターに対して、アーゴットが火力アイテムを急いで購入するのは危険です。特定の防御アイテムを優先することで、中盤への橋渡しを確実なものにします。
初手アイテムの選択
ゲーム開始時のアイテムは、レーニングプランに応じて選択します。
- ドランブレード
プラン:レベル1からのアグレッシブなトレードで主導権を握りたい場合。
目的:アーゴットの高い基礎体力と「エコーフレイム」の火力を活かし、序盤の有利な時間帯でレネクトンの体力を削り切ります。 - ドランシールド
プラン:相手のイグナイト採用、敵ジャングラーのレベル3ダイブ、または操作に不安がある場合。
目的:レネクトンのQによるポーク(遠距離からの継続的なダメージ)や、避けられないショートトレード後の体力回復を補助し、レーンに留まるための生命線となります。
対面に対する防具・対策アイテムの絶対的優先
最初の数回のファーストリコール(一度ベースに戻ってアイテムを買うこと)で、アーゴットが最も優先すべきは「ブランブルベスト」と「プレートスチールキャップ」の素材購入です。
- ブランブルベスト
効果:物理防御、回復阻害(重傷)、反射ダメージ。
理由:レネクトンのWによる連続攻撃とQによる回復を根底から否定します。W使用時に反射ダメージを与え、Qでの回復を大幅に減らすことで、レネクトンのトレード能力を封じます。 - プレートスチールキャップ
効果:物理防御、移動速度上昇、通常攻撃ダメージ軽減。
理由:レネクトンのE(ダッシュ)の射程から逃れるための位置取りを助け、通常攻撃からのダメージを軽減し、レネクトンのショートトレードのバースト力低下。
コアビルドの優先順位
対策アイテムを挟んだ後の、アーゴットの理想的なビルドパスは以下のようになります。
- ブランブルベスト: レーニング安定化、対レネクトンW反射ダメージ、回復阻害
- プレートスチールキャップ: 機動力確保、通常攻撃/Wダメージ軽減
- ブラッククリーバー: アーゴットの主要パワースパイク。W「パージ」で瞬時に物理防御低下スタックを最大まで溜められます。
- ステラックの篭手: 攻撃力増加と、集団戦でのバーストダメージに対するシールド展開。
アーゴットは、レネクトンの強化Wがシールドを即座に破壊する特性を持つため、純粋なシールド量に頼るのではなく、基礎体力(HP)と物理防御を積み上げることが最大の防御策となります。防御の基盤を固めた上で「ブラッククリーバー」を完成させたアーゴットは、レベル9以降、レネクトン単独では対処不可能な怪物へと変貌します。
5. レーニングフェーズの立ち回り:時間帯ごとの戦略
アーゴット対レネクトンのレーニングフェーズは、時間経過とともに有利不利が激しく変動します。各レベル帯でのチャンピオンの強みを理解し、それに合わせた立ち回りが重要です。
レベル1~3:トレードと注意すべきスキル
レベル1:アーゴットが圧倒的優位
ミニオンが衝突する直前、アーゴットは「エコーフレイム」のショットガンのクールダウンと方向を意識し、レネクトンに積極的にトレードを仕掛けましょう。レネクトンがQ(範囲ダメージと回復)を取得してきた場合、プレスアタックが発動するまで通常攻撃とパッシブ(エコーフレイム)で攻撃し、相手がスキル使用後に離脱します。これでレネクトンの体力を大きく削れます。
もしレネクトンがレベル1でE(ダッシュ)を取得してきた場合は、相手の動きを予測し、自身のE(ディスデイン)で対応できるように準備します。
レベル2~3:形勢がレネクトンへ傾く
レネクトンの「怒りゲージ」が50以上に達している(赤く点灯している)状態でのエンゲージは、アーゴットにとって致命傷となり得ます。ゲージが赤い状態のレネクトンとの不用意な戦闘は絶対に避け、CSをいくつか諦めてでも安全な距離を保つことが最優先です。
レベル3~5:スキル相性と有利な交戦タイミング
このレベル帯は、アーゴットにとって最も苦しく、死と隣り合わせのフェーズです。
レネクトンの典型的なトレードパターンは「Eで接近 → 強化Wでスタン&シールド破壊 → Qでダメージ&回復 → Eで離脱」です。この一方的なトレードを許し続けると、タワーダイブの危険性が高まります。
ここでの絶対的な生存術が「ディスデイン(E)のカウンター」です。これは、レネクトンのWによるスタンに合わせて自らのEを入力することで、スタン状態になりながらも相手を投げ飛ばし、離脱を許さない高度なテクニックです(詳細は後述)。このカウンターを成功させることが、この魔のレベル帯を生き抜く唯一の手段です。
レベル6:アルティメット取得後の変化とキルポテンシャル
両チャンピオンが強力なアルティメットスキルを獲得するレベル6は、極めて危険なタイミングです。
特に、ウェーブが敵タワー側に偏っている場合、レネクトンのR「ドミネス」からのフラッシュを使った追撃でキルを取られる危険性が高まります。レネクトンのRは最大体力を増加させるため、アーゴットのR「デスグラインダー」の処刑計算を狂わせます。
「イグナイト」等の明確なリードがない限り、レベル6でハードなトレードを自発的に行うのは避け、タワー周辺での安全なファームと経験値吸収に徹するべきです。
6. キーとなるタイミング・パワースパイク
トップレーンの戦いは、チャンピオンのパワースパイク(最も強力になる時間帯)を理解することで有利に進められます。このマッチアップのタイムラインは極めて明瞭です。
レネクトンが強力な時間帯(注意すべき時間帯)
- レベル3~レベル8
理由:すべての基本スキルが揃い、怒りゲージを活用したバーストダメージと機動力が頂点に達します。タワーダイブの脅威が最大化します。 - コア素材購入直後
理由:ファーストリコールでアイテムを購入した直後は、スキルのダメージが跳ね上がります。
【最重要】この時間帯におけるレネクトンのダイブ性能はリーグ屈指です。体力が半分以下になった状態で自陣タワー下にいると、敵ジャングラーと連携して理不尽なダイブを受ける危険性が極めて高いです。常に相手のレベルと所持アイテムを意識し、安全第一で立ち回りましょう。
アーゴットが有利になるタイミング(パワースパイク)
- レベル9
理由:W「パージ」がマナ消費ゼロのトグル式(無限持続)となり、持続火力と「ブラッククリーバー」のスタック速度が劇的に向上します。 - レベル13以降
理由:パッシブ「エコーフレイム」のクールダウンが短縮され、爆発的な割合ダメージが常時展開可能になります。
レベル9は、アーゴットがレネクトンを完全にアウトスケール(性能面で凌駕)し始める明確な分水嶺です。この段階に達すると、1対1の戦闘はもちろん、集団戦でもアーゴットの出力はレネクトンを圧倒します。
ファーストリコール後の展開
アーゴット側が「ブランブルベスト」と「プレートスチールキャップ」の素材を購入できた場合、レーンの主導権は一時的に均衡状態に戻ります。しかし、ここで慢心してキルを狙いに行くのは禁物です。
防具はあくまで「死なないため」の手段です。焦らず、「レベル9までの安全な通過」を至上命題として、確実にCSを回収し、スケールへの時間を稼ぐことが勝利への唯一の道筋です。
7. ウェーブコントロール:レーン戦の生死を分ける技術
このマッチアップにおけるウェーブコントロール(ミニオンの波を操作すること)の優劣は、トップレーナーとしての生死に直結します。
プッシュすべきか、フリーズすべきか
レベル3~レベル8の間、アーゴットは絶対にウェーブをプッシュしてはなりません。この期間中、ウェーブが敵タワー側に偏っている状態は「死地」です。レネクトンにフリーズ(ミニオンの波を特定の位置で固定すること)された場合、CSを取るために危険な位置へ出る必要が生じ、レネクトンのEからのロングチェイスで咎められる可能性が高くなります。
アーゴット側の理想的な展開は、自陣タワーの攻撃範囲の手前ギリギリでウェーブを長期間フリーズ(維持)することです。これにより、レネクトンはタワーダイブやアグレッシブなトレードを仕掛けにくくなります。アーゴットはこの安全な場所から、経験値とCSを丁寧に回収しつつ、スケールへの時間を稼ぎます。
新システム「タワークリスタル」の影響
2026年シーズンより導入された新システム「タワークリスタル」により、タワーを攻撃することの価値は高まっています。しかし、序盤のアーゴットが無理にウェーブを押し込みタワーへ圧力をかけることは自殺行為です。レネクトンにキルを与え、タワー以上の莫大なゴールドを献上するリスクが大きすぎます。
序盤はタワーから得られる恩恵の一部をレネクトンに譲ってでもデスを避け、防衛に徹するべきです。レベル9以降、攻守が逆転してから、これまで蓄積されたタワーの報酬を一気に取り返すという長期的なマクロプランが要求されます。
8. 具体的な対策テクニック:レネクトンを完封する!
アーゴットがレネクトン相手に生き残り、そして反撃に出るための具体的なミクロ・テクニックを詳述します。
対面の主要スキルの避け方と対処法:Eのカウンター
前述した「ディスデイン(E)のカウンター」は、アーゴットプレイヤーが習得すべき最も高度かつ必須のメカニクスです。
- 技術的メカニクスと操作手順
アーゴットのE「ディスデイン」には、ボタンを押してから実際に突進するまでに短い詠唱時間(キャストタイム)があります。この「詠唱中」にスタンやノックアップなどの行動妨害(CC)を受けた場合でも、スキルはキャンセルされず、詠唱完了後にアクションが実行されます。
レネクトンがEで接近し、強化Wのモーションに入った瞬間に、アーゴットは自らのEを入力します。すると、アーゴットはレネクトンのWでスタン状態になりますが、その直後にアーゴットのEの突進と投げ飛ばしが発動します。結果として、「スタン状態のままレネクトンを背後に投げ飛ばす」という、極めて有利な状況を作り出せます。 - この技術がもたらす戦術的優位
- レネクトンの離脱用E(2回目のダッシュ)のタイミングを狂わせ、無効化する。
- 投げ飛ばすことでレネクトンを自軍のミニオンウェーブの中、あるいはタワーの射程内へ引きずり込む。
- 投げ飛ばした後のレネクトンの着地位置は、アーゴットのパッシブ(エコーフレイム)が確実に命中する位置となるため、反撃ダメージを最大化できる。
【注意】レネクトンの強化Wは、対象に付与されているシールドを即座に破壊する性質があります。そのため、アーゴットのEを純粋な「ダメージ吸収用のシールド」として先出しすることは絶対に避けてください。あくまで「相手のスタンに対するカウンター・バッファリング」として使用することが鉄則です。
トレードのコツ(ショートトレード vs ロングトレード)
レネクトンが得意とするのは、反撃を許さずにダメージを与えて離脱する「ショートトレード」です。対してアーゴットが得意とするのは、「プレスアタック」と「ブラッククリーバー」のスタックを蓄積しながらダメージを増幅させていく「ロングトレード」です。
※レネクトンRがあるときはロングトレードでも負けかねないので注意。
したがって、アーゴット側の基本戦略は「相手の短期トレードの目論見を破綻させ、強引に長期トレードへと引き摺り込む」ことです。レネクトンが接近してきた際は、バッファリングを用いて相手の離脱を阻止し、W「パージ」を維持しながらパッシブを叩き込みましょう。相手のスキルがクールダウンに入っている間は、アーゴットが圧倒的に有利です。
また、アーゴットのキルポテンシャルの要であるQ「コラプトシェル」の鈍足付与と、R「デスグラインダー」による処刑は、どちらもスキルショットです。機動性の高いレネクトンに対して無造作に放つと回避されやすいため、確実なキルを狙う際は、レネクトンが2回のEを完全に使い切るまで、決してRを撃たずに温存するという忍耐が必要です。
ガンクを受けた時・呼んだ時の動き方
- ガンクを受けた時
アーゴットのEは逃走手段としても優秀ですが、敵ジャングラーとレネクトンに挟み撃ちにされた場合、相手のCCに合わせてEをバッファリングすることで、CCを実質的に無効化しつつ安全圏へと距離を取ることができます。タワーダイブを受けた際には、敵ジャングラーをタワーの深くまで放り込む「フラッシュ+E」のコンボも選択肢として持っておきましょう。 - ガンクを呼んだ時
レネクトンのEが残っている状態で味方ジャングラーが早々に見せると、2回のダッシュで逃げられてしまいます。アーゴット側が先に体を晒し、隙を見せることでレネクトンにショートトレードを誘発させ、相手がEで飛び込んできた瞬間にジャングラーが介入する形が最も成功率が高いです。
9. 中盤以降の展開:スケールしたアーゴットの支配力
レーニングフェーズが終了し、ゲームが中盤から終盤へと移行するにつれて、アーゴットは自らの強大なスケール能力を盤面に還元していく役割を担います。
スプリットすべきか、集団戦すべきか
レベル9を過ぎ、コアアイテム(ブラッククリーバー、防具一式、ステラックの篭手)が完成に近づいたアーゴットは、サイドレーンでの1対1の戦闘においてレネクトンを完全に圧倒します。
中盤以降の基本戦術は、この強さを活かした強烈なスプリットプッシュです。
ロールクエスト完了で得られる「テレポート」により、サイドレーンに深い圧力をかけて敵の注意を引きつけながらも、ドラゴンやバロンといった重要オブジェクトでの集団戦に瞬時に合流することが可能です。新タワーシステム「タワークリスタル」により、タワーの削りが早くなったアーゴットのW「パージ」は、極めて高いリターンをもたらします。
レネクトンはサイドレーンでアーゴットの進行を止めることができなくなり、結果として敵チームはアーゴットを対処するために複数人をサイドレーンに派遣せざるを得なくなります。アーゴットは巨大な「プレッシャーの吸収源」として機能し、味方チームにオブジェクト獲得のフリーパスを与えることができます。
チーム戦での立ち位置と役割
スプリットプッシュから集団戦に合流した場合、アーゴットの立ち位置は明確です。
集団戦において、レネクトンの役割は味方の後衛(ADCやメイジ)へのダイブです。これに対し、アーゴットの最適な立ち位置は、自軍キャリーの護衛(ピール)兼、前線での強力なゾーンコントロールです。
アーゴットは自ら敵の後衛に飛び込むアサシンではありません。味方の陣形の前方に陣取り、レネクトンや敵のエンゲージャー(集団戦を始める役割のチャンピオン)が突進してきたところを、E「ディスデイン」でインターセプト(迎撃)します。空中に浮き上がった敵に対してW「パージ」を展開し、味方のADCが敵のフロントラインを溶かすのをアシストします。そして、体力が削れたレネクトンや敵タンクに対してR「デスグラインダー」を命中させ、処刑を発動させます。デスグラインダーによる処刑が完了すると、周囲の敵全員に「恐怖(フィアー)」を与え、陣形を崩壊させることができます。
この「敵のエンゲージを受け止め、フロントラインから順に粉砕し、恐怖効果で集団戦を制圧する」というフロント・トゥ・バック(前から順に倒す)の戦術こそが、スケールを果たしたアーゴットの最大の勝利条件です。
まとめ
アーゴット対レネクトンのマッチアップは、序盤のレネクトンの猛攻を凌ぎ、レベル9以降のパワースパイクを活かすことが勝利の鍵となります。専用のルーン・ビルド・サモナースペルを選択し、特に「Eのカウンター」のような高度なテクニックを習得することで、この難しい対面を有利に進めることが可能です。
序盤は耐え忍び、中盤以降はスプリットプッシュと集団戦での活躍でチームを勝利に導きましょう!

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